墓石の良し悪し

一般の人が墓石の良し悪しを見極めることは、石材のプロでない限りとても難しいことです。産出地や加工方法などによっても料金は変わってくるので、値段が高いから石自体の品質が良いと言うわけではないようです。ただ、国産の石は品質が良いので石自体の価格も高くなっています。

お墓というのは決して安い買いものではありません。また、自動車といった具合に一生のうちにくりかえし購入するものでもありませんので、墓石を選ぶ際は、じっくりと納得がいくまで石材店と打ち合わせをするべきと思っているのです。墓石の代金は単純に言えば、墓石そのものの料金+墓石の施工費になります。

料金が変わる基準としては大まかに分けて、石が国産か輸入かということもと石の種類(まずはこれを把握することが第一歩となるでしょう)や等級や色、石の大きさや形、文字や細工などといった墓石の加工、外柵や基礎工事や耐震構造などの施工、の4点があるんでしょう。同じ石を使っていても加工やおおきさで価格も大きく変わってくるので、価格の面でも石材店との打ち合わせは念入りに行うようにしましょう。

選んだ墓石が中国産ともなると、多少手の込んだ加工をしたとしても、それほど大きな費用はかからないとなっています。国内で加工をする場合は、中国産に比べてどうしても人件費がかかるので、手の込んだデザインにすると費用が大きくなってしまった傾向にあります。